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プロフィール
HN:
A-sh
年齢:
39
性別:
男性
誕生日:
1985/08/06
職業:
大学院生・Web開発職・あとどっかの役員
趣味:
夢・妄想
自己紹介:
ただのキモヲタですが石は投げないで下さい。
中年とよく間違われますがまだ20代です。
中年とよく間違われますがまだ20代です。
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category:アニメレビュー
また間隔が開いてしまいました、どうも、A-shです。
まだ大学院生なんていうモラトリアムを楽しんでる僕は現在、夏休み中です。
つまりアニメの消化時期でして、リアルタイム進行のアニメ以外の見たかったアニメに手をつけられる貴重な時期でもあります。
このブログでアニメレビューをするネタも仕込めて、大いに助かりますね。
という訳で初回である今回のテーマのアニメは、「十二戦支 爆裂エトレンジャー」です。
この作品は1995年4月から1996年1月まで、NHK衛星第二の「衛星アニメ劇場」枠で放映されていたアニメです。
当時僕は10歳くらい、ということになります。
物語の概要は下手に僕がするより、wikipediaを参照した方が確実なので、リンクを貼っておくことにします。
十二戦支 爆裂エトレンジャー
このアニメは、正直に言えば作りはかなり粗いです。
回によっては脚本・演出もかなりテンポは悪いし、作画も全体的にかなり残念。
ですが、それでも補って余りあるほど、僕には好きな点が存在します。
それは僕の理想とする「キッズアニメ」であることです。
具体的には、仲間との絆や信頼関係を主軸に置いていること、勧善懲悪でありながら敵側の感情が見えること、
そして成長を描いていることです。
チームを組んで戦うストーリーの場合、仲間との絆がテーマとして扱われることは一般的です。
ですが近年のアニメや特撮では、このテーマが割といい加減に見えてしまうというのが僕の感想です。
簡単に言えば、軽いなぁ、と。
その点、90年代半ばのこの作品では、必死に仲間を守る描写がよく出てきます。
通常進行のストーリー(各話問題解決型)でもそれは当然出てきますが、特に顕著な最終決戦編。
ぶっちゃけてしまえば、ガンガン死にます。庇って。
その様がイチイチ必死で、本気なのがたまりません。
具体的に好きなシーンを挙げれば、パカラッチとポチ郎の死に様です。
まずパカラッチなのですが、彼は馬の精霊で熱血漢といったキャラクターです。
終盤のシリアス展開でもアホなことして回りを元気づけようとしたり、今風に言えばかなりKYながら、
バカで優しいキャラクターです。
彼の最期は、宿敵ニャンマーによる謀略で、建物に5人で閉じ込められたときでした。
最初に蛇のニョロリが死亡、その後建物ごとニャンマーは吹き飛ばしにかかりますが、そこでパカラッチは
最年少の、猪のウリィを抱き抱えて死にます。
瓦礫の中で這い出したウリィに、「ウリィ、いつまでも泣き虫じゃ、ダメだぞ。後は、頼んだ」と言い残して死にます。
ああ、なんという男の最期かと。
未来を担うべき、幼い者を守って倒れる男気に惚れます。
それからポチ郎、犬の精霊ですね。
彼は猿の精霊モンクと、文字通り犬猿の仲になっています。
しかし最期はそのモンクのために死にました。モンクにニャンマーが放ったエネルギー弾みたいなのを受けきって。
それで倒れながら、自分の武器である骨如意棒をモンクに託します。あのシーンは震えました。
絵がね、また凄いんですよ。渋くて。
ボロボロになって血とか流れてるんですけど、無理に笑顔作って、モンクに言葉をかけて。
あの感じ。巧い言葉が見当たりませんが、男でした。
終盤が鬱展開とか言われてますが、個人的には『男』展開です。
仲間のため、世界のために散っていく男気が見えます。
画風はキッズ向けでデフォルメした可愛いキャラなだけに、結構堪えるものが当時からありました。
男展開の決め手は、ウリィの成長でした。
いや、急成長して戦力になる、とかは無いんです。そりゃ無理だ。
だけどそれでもずっと泣き続けていたウリィが、「パカラッチとの約束だよ!」と言って
泣かないんです、涙目だけど、泣かないで頑張るんです。
そこがまた、良い。
実は最後には全員復活し、ご都合主義なハッピーエンドにはなりますが、その後のウリィを想像すると、
きっと強く大きくなっているんだろう、と思えます。そういうのが、好きですね。
芯となって好きなポイントはこんな感じですが、加えていくつか。
まずキャラクターごとのバトルシーンが楽しいです。
特に巨大化するホルス・ガオウ・ドラゴあたりは映像見てて心躍ります。
技とかはあんまりないのに、結構見せてくれる感じはやるなぁ、と思ったりしますね。
あとは萌え展開。
狙って媚びてないだけに女性キャラクターが可愛いです。
僕のお気に入りはタルト姐さん。
明らかにガオウに気があるんだけれど、ガオウは昔の恋人が忘れられないので、結局日蔭者になってしまいます。
基本が強気で姉御肌なので、ことコッチ関係でオドオドするところとか、大変よろしいかと。
それからたまーに見えるバク丸とクリームの関係なんかも和みます、可愛い。
それから敵役であるニャンマーの作りもいいですね。
ムーゲンというか、オーラ姫(ムーゲンの実質的な指導者、なんだろうなぁ。エトレンジャーの司令的な人)に対する
憎悪、その理由が上手です。
子供向けなので結構分かりやすい話にはなっていますが、それでも同情を禁じ得ない感じで。
しかしオーラ姫もニャンマーも悪いわけじゃない、実際に悪いのはニャンマーを裏で操る邪霊王バギなのですが。
とにかくそのすれ違いとか、そのあたりは割とよくできています。
邪霊王バギについても、いい悪役です。ピュアな悪を体現できています。
何より悪たる理由が「このまま自分は死ぬしかない、だからお前らも道連れだ」という、
至極分かりやすく、理解でき、それでいて悪だと認識できる理由なのがいいです。
悪に堕ちる理由もわかるし、倒されるべき悪でもある、この感じ、よくできていると感じます。
と、とにかく勢いだけで書いてしまいましたが、どうでしょうか?
少しでも興味を持っていただければ幸いなのですが・・・。
実はこの作品、セルアニメ化されていないんですよ。
理由は制作会社同士のゴニョゴニョ・・・・。
そんな訳で僕はDVD化の要望をたのみこむさんで賛同者として出していたりします。
たのみこむ
まぁそんな感じで・・・。
第一回からぐだぐだだなぁ・・・もう少しまとめられるように努力します。
まだ大学院生なんていうモラトリアムを楽しんでる僕は現在、夏休み中です。
つまりアニメの消化時期でして、リアルタイム進行のアニメ以外の見たかったアニメに手をつけられる貴重な時期でもあります。
このブログでアニメレビューをするネタも仕込めて、大いに助かりますね。
という訳で初回である今回のテーマのアニメは、「十二戦支 爆裂エトレンジャー」です。
この作品は1995年4月から1996年1月まで、NHK衛星第二の「衛星アニメ劇場」枠で放映されていたアニメです。
当時僕は10歳くらい、ということになります。
物語の概要は下手に僕がするより、wikipediaを参照した方が確実なので、リンクを貼っておくことにします。
十二戦支 爆裂エトレンジャー
このアニメは、正直に言えば作りはかなり粗いです。
回によっては脚本・演出もかなりテンポは悪いし、作画も全体的にかなり残念。
ですが、それでも補って余りあるほど、僕には好きな点が存在します。
それは僕の理想とする「キッズアニメ」であることです。
具体的には、仲間との絆や信頼関係を主軸に置いていること、勧善懲悪でありながら敵側の感情が見えること、
そして成長を描いていることです。
チームを組んで戦うストーリーの場合、仲間との絆がテーマとして扱われることは一般的です。
ですが近年のアニメや特撮では、このテーマが割といい加減に見えてしまうというのが僕の感想です。
簡単に言えば、軽いなぁ、と。
その点、90年代半ばのこの作品では、必死に仲間を守る描写がよく出てきます。
通常進行のストーリー(各話問題解決型)でもそれは当然出てきますが、特に顕著な最終決戦編。
ぶっちゃけてしまえば、ガンガン死にます。庇って。
その様がイチイチ必死で、本気なのがたまりません。
具体的に好きなシーンを挙げれば、パカラッチとポチ郎の死に様です。
まずパカラッチなのですが、彼は馬の精霊で熱血漢といったキャラクターです。
終盤のシリアス展開でもアホなことして回りを元気づけようとしたり、今風に言えばかなりKYながら、
バカで優しいキャラクターです。
彼の最期は、宿敵ニャンマーによる謀略で、建物に5人で閉じ込められたときでした。
最初に蛇のニョロリが死亡、その後建物ごとニャンマーは吹き飛ばしにかかりますが、そこでパカラッチは
最年少の、猪のウリィを抱き抱えて死にます。
瓦礫の中で這い出したウリィに、「ウリィ、いつまでも泣き虫じゃ、ダメだぞ。後は、頼んだ」と言い残して死にます。
ああ、なんという男の最期かと。
未来を担うべき、幼い者を守って倒れる男気に惚れます。
それからポチ郎、犬の精霊ですね。
彼は猿の精霊モンクと、文字通り犬猿の仲になっています。
しかし最期はそのモンクのために死にました。モンクにニャンマーが放ったエネルギー弾みたいなのを受けきって。
それで倒れながら、自分の武器である骨如意棒をモンクに託します。あのシーンは震えました。
絵がね、また凄いんですよ。渋くて。
ボロボロになって血とか流れてるんですけど、無理に笑顔作って、モンクに言葉をかけて。
あの感じ。巧い言葉が見当たりませんが、男でした。
終盤が鬱展開とか言われてますが、個人的には『男』展開です。
仲間のため、世界のために散っていく男気が見えます。
画風はキッズ向けでデフォルメした可愛いキャラなだけに、結構堪えるものが当時からありました。
男展開の決め手は、ウリィの成長でした。
いや、急成長して戦力になる、とかは無いんです。そりゃ無理だ。
だけどそれでもずっと泣き続けていたウリィが、「パカラッチとの約束だよ!」と言って
泣かないんです、涙目だけど、泣かないで頑張るんです。
そこがまた、良い。
実は最後には全員復活し、ご都合主義なハッピーエンドにはなりますが、その後のウリィを想像すると、
きっと強く大きくなっているんだろう、と思えます。そういうのが、好きですね。
芯となって好きなポイントはこんな感じですが、加えていくつか。
まずキャラクターごとのバトルシーンが楽しいです。
特に巨大化するホルス・ガオウ・ドラゴあたりは映像見てて心躍ります。
技とかはあんまりないのに、結構見せてくれる感じはやるなぁ、と思ったりしますね。
あとは萌え展開。
狙って媚びてないだけに女性キャラクターが可愛いです。
僕のお気に入りはタルト姐さん。
明らかにガオウに気があるんだけれど、ガオウは昔の恋人が忘れられないので、結局日蔭者になってしまいます。
基本が強気で姉御肌なので、ことコッチ関係でオドオドするところとか、大変よろしいかと。
それからたまーに見えるバク丸とクリームの関係なんかも和みます、可愛い。
それから敵役であるニャンマーの作りもいいですね。
ムーゲンというか、オーラ姫(ムーゲンの実質的な指導者、なんだろうなぁ。エトレンジャーの司令的な人)に対する
憎悪、その理由が上手です。
子供向けなので結構分かりやすい話にはなっていますが、それでも同情を禁じ得ない感じで。
しかしオーラ姫もニャンマーも悪いわけじゃない、実際に悪いのはニャンマーを裏で操る邪霊王バギなのですが。
とにかくそのすれ違いとか、そのあたりは割とよくできています。
邪霊王バギについても、いい悪役です。ピュアな悪を体現できています。
何より悪たる理由が「このまま自分は死ぬしかない、だからお前らも道連れだ」という、
至極分かりやすく、理解でき、それでいて悪だと認識できる理由なのがいいです。
悪に堕ちる理由もわかるし、倒されるべき悪でもある、この感じ、よくできていると感じます。
と、とにかく勢いだけで書いてしまいましたが、どうでしょうか?
少しでも興味を持っていただければ幸いなのですが・・・。
実はこの作品、セルアニメ化されていないんですよ。
理由は制作会社同士のゴニョゴニョ・・・・。
そんな訳で僕はDVD化の要望をたのみこむさんで賛同者として出していたりします。
たのみこむ
まぁそんな感じで・・・。
第一回からぐだぐだだなぁ・・・もう少しまとめられるように努力します。
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